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保険法の置き換え

1970年代に入ると、第一次オイルショックが起こります。これによって雇用情勢の悪化が起こり、今まで以上の雇用の安定と失業の予防が求められるようになりました。また、少子高齢化社会の到来により、中高年者の雇用に注目が集まるようになり、必要に応じた教育訓練が求められるようになります。その一方で失業給付の受給者層の偏りなどが問題となり、失業保険法を全面的に置き換えた雇用保険法が1974年に制定されたのです。

この新しく制定された雇用保険法では、失業給付の見直しを行い、さらに雇用改善事業や能力開発事業、雇用福祉事業も導入しました。これらの事業が現在の雇用安定事業、能力開発事業、雇用福祉事業、いわゆる雇用三事業と呼ばれる復帰支援のための制度なのです。

またそのほかにも、事業活動を縮小しなければいけないような状況になった事業主が、労働者を解雇せずに休業や教育訓練を行った場合には、その費用の負担の一部を助成する雇用調整給付金と呼ばれる制度を1975年に創設しました。ちなみに、1981年から雇用調整助成金となります。

その後は、就労形態が、パートタイム労働などの短時間労働といった風に多様化していくのですが、このような状況に合わせて、1989年に雇用保険の適用拡大が行われました。

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しかし、1990年代にはバブルが崩壊し、失業率が上昇します。

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同時に少子高齢化がさらに進行していくことで、雇用保険の財政状況が悪化し、制度の見直しが必要となりました。具体的には、2000年に保険料の引き上げや倒産、リストラを言った場合の失業に対しては給付を手厚くするような制度の改正が行われています。

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就業支援対策としては、育児休業給付と介護休業給付の給付率を25%から40%へと引き上げる策がとられました。

2003年には、雇用保険の安定的運用のためさらなる見直しが必要となり、保険料の引き上げとともに、早期再就職の促進のための支援や再就職が困難な状況に対応した給付の重点化を目指して見直しがなされました。具体的には、すぐに再就職ができた人には、手当の支給を行ったり、高所得層であった人の給付率を抑制するといったことが行われました。

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最近では、雇用保険率の引き下げが行われていますが、見直しが続けられており、制度もあわただしく変化しています。

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